学校では最底辺陰キャ、家では姉が幻聴信じてる
そんな高校時代でした。
いやぁ、思い出したくない日々ですな。
授業中も、いつ担任が教室に駆け込んできて「お姉さんが自殺を図って病院に運ばれた、帰れ」と言われるかと勉強どころではなく……
なのに、皆は「キモい」とか平気で言うんですよねー……外でうまく生きられるように頑張る気力が、根こそぎ無くなってる状態だというのに。
体育とか地獄でしたね。元々運動音痴で嫌いな科目だった上に、座ってるだけで終わる他の授業と違って動かなきゃならないから。
姉のことを考えているところにボールが来て、バレーボールなのに咄嗟に頭突きしようとしてしまい、一日だけクラスで面白い人ポジションになったり。
いやあ、黒歴史です。
人生の大部分が黒歴史ですが。
そんな中でも生きていられたのは、部活のおかげでしたね。所謂漫画研究会に入ってました。
私以外にも家庭に問題を抱えた人が何人かおり、孤独にならずに済みました。
なにより、皆優しかった。
合同作の絵でなにか失敗しても責められなかったし、家のこともあって一人でベランダに出て泣いてしまったときも、優しく声をかけてくれました。
当時の部活仲間とは今も繋がっていますし、内一人とは数カ月に一度会って遊ぶ仲です。
辛い日々の中でも、彼女らと出会えたことに限っては幸せだと言えますね。
部活という支えがなかったら……想像するだけで恐ろしいです。
何かに悩んでいる人、辛い思いをしている人たち皆に、せめて何かしらの救いがありますように……